リウマチの原因を知りましょう
2017.12.06 この記事は約349秒で読めます。

リウマチには手術療法もあります

リウマチとは、関節や関節の周りにある骨、腱、筋肉などに痛みやこわばり等が起きる病気のことをいいます。
関節の内面を覆っている膜に炎症が起きることで、痛みやこわばりが生じます。
症状が進行すると、軟骨や骨の組織が破壊されていってしまいます。

リウマチの治療には、基礎療法や薬物療法、リハビリテーション療法、手術療法があります。
手術療法は、基礎療法や薬物療法、リハビリテーション療法を行っても症状があまり改善されない場合に、最終手段として行われる治療法です。
リウマチの手術には、滑膜切除術、人工関節置換術、関節固定術などの方法があります。
滑膜切除術は炎症が起きている滑膜と取り除く手術で、それにより痛みやこわばりをなくすことができます。
自立した生活を送れるようになるというメリットがあります。
ただし、膝などの部位は体重がかかりやすいので、再発する可能性もあります。

人工関節置換術は、人工関節を使って壊れてしまった関節の機能を取り戻す手術になります。
手術の後は、きちんとリハビリテーションを行うことが重要になります。
人工関節置換術の注意点は、人工関節には寿命があり、20年と言われていることです。
関節固定術は、壊れてしまった関節を一つの骨にする時に行う手術です。
指や足首、手首など固まって動かなくなっても比較的支障が少ない関節にのみ行うもので、痛みは全くなくなります。
その分安定感もありますが、動かなくなるので不便さは感じるでしょう。

リウマチの手術療法を受けることで、痛みで歩くことができなかった人が普通に歩けるようになるといったケースもあります。
手術療法は、生活の質を向上される目的で行われます。
ただし、デメリットもあるので、手術療法を選択する際にはデメリット部分にも目を向けて検討する必要があります。
また、リウマチを患っている人の中には、1つの関節だけではなくいくつもの関節に障害が出ていることが多くあります。
内臓の病気を合併していることもあるので、慎重に検討する必要があります。

手術後のリハビリも大切です

リウマチの手術を受けた後の注意点に、きちんとリハビリを行うことがあります。
手術を受けただけでは、関節の機能が健康な状態まで回復するわけではありません。
手術後にリハビリをしっかり行ったかどうかで、関節機能に差が出てしまいます。
特に人工関節置換術の場合には、リハビリを行って人工関節が正常に機能するように促すことが大切です。

滑膜切除術を受けた場合には、再発の恐れがあるので薬物療法やリハビリなど治療の継続が必要になります。
人工関節置換術後のリハビリの内容は病院によっても多少違いはありますが、体の状況に合わせて無理のない範囲で行っていくのが基本になります。
リハビリは手術の翌日から早速行われることが多く、2~3日後には車椅子で移動できるようにします。
その後、歩行器や松葉杖をついた歩行練習を行ったり、階段など段差のある場所での歩行練習を行ったりします。
ただ、歩く練習をするというだけではなく、理想的な歩き方などの指導もあります。
また、リハビリでは日常生活に必要な動作なども行います。

それから手術を受けると筋力が低下してしまうので、手術前からリハビリに取り組んで筋力をアップさせておくのがおすすめです。
ただし、リウマチを患っている場合には骨が脆くなっていることもあるので、転倒して骨折などをしないように気を付ける必要があります。
リウマチは長期間の治療が必要になるので、その分費用がかさんでしまうこともあります。

手術をする場合には入院費などの費用もかかります。ただし、保険が適用される手術なので、高額療養費制度の対象となります。
負担限度額を超えた部分については、支払う必要はありません。
以前は病院の窓口で支払ってから払い戻される仕組みでしたが、現在ではそういった一時払いは不用となっています。