リウマチの原因を知りましょう
2018.02.17 この記事は約349秒で読めます。

関節リウマチにおける症状の進み方について

関節リウマチは、発症後に徐々に症状が進みます。その関節破壊の進行具合によってステージIからIVに分けられています。

発症後、一番症状が軽い家がステージIです。
この時期は骨と軟骨の破壊は見られません。しかし、滑膜が増殖している状態です。
炎症によって関節液が溜まっているので腫れや痛みが見られます。

ここからさらに症状が進行するとステージIIです。
この段階では、滑膜が増殖することによって、軟骨の破壊が始まり骨の間が狭くなります。 骨の破壊も始まりますが、まだ変形にはいたりません。

骨の変形が始まるのがステージIIIです。
軟骨はほとんど破壊されて、関節の機能が失われます。
また、関節を支える筋肉が委縮して脱臼を起こすこともあります。
リウマチがここまで進行すると、外観上も明らかにリウマチを患っていることがわかり、生活にも支障をきたすようになります。

最も末期になるとステージIVです。
ここまで進行すると、関節の破壊が進行し、骨同士がくっついて関節が動かなくなります。

リウマチを発症してからの症状の進行速度には、個人差がかなり大きくなります。
発症した人の70%は、軽症のまま経過することが多く、残りの30%の人は、徐々に症状が進行していくタイプになります。
この中でも進行速度が速いタイプと、遅いタイプに分けられます。

症状が進行するタイプの方だと、時間の経過とともに症状が進行し、最後には末期の症状があらわれることになります。
リウマチの治療は早く始めたほうが効果が高く、結果的に関節の機能を残せる確率が高くなります。
そのためにも、リウマチを早期に発見することが重要です。

また以前はリウマチを発症すると、末期には寝たきりになってしまう人が多かったようですが、今では治療技術が発達し、治療によって生活機能が維持できることが増えてきているようです。
それらの治療の効果を十分にするためにも、症状が軽いうちにリウマチだと診断を受け、出来る限り早く治療を開始しましょう。

症状の進行に伴う日常生活の障害をクラス毎に紹介

リウマチは症状の進行に伴う日常生活での制限の度合いに応じて、クラスが分けられています。

通常の生活が完全に自立していて、1人で身の回りの動作、仕事、その他の活動も自力で行えるのが、クラスIです。
これは、通常健康な人が行っている日常生活動作がすべて行えている状態です。

クラスIIは、毎日の身の回りの動作や仕事はなんとか行えているが、それ以外の活動で制限がでてきている状態です。
この段階は、まだ生活の中で必要最低限のことはできていますが、徐々に制限がでてきている状態です。
スポーツなど身体を動かして行うものは、徐々に行うことが難しくなります。

クラスIIIになると、通常の身の回りの行動はなんとかできますが、仕事にも制限がでる状態です。
身の回りのことでも、ものによっては自分で出来なくなることも少しずつ出てきます。
仕事に制限がでてくることで、ライフスタイルも大きく変わることがあります。

最終段階がクラスIVです。仕事やそれ以外の活動はもちろん、日常生活の中の動作にも制限がでてきます。
場合によっては車いすを使用する生活になることもあります。
この段階になると、日常生活でも人の手を借りないと、生活を送れなくなることが多いでしょう。

リウマチは症状の進行によって、日常生活での制限が違ってきます。
なんとか自分で自立して生活を送ることができていても、その日の体調によっては、介助がないと出来ないことがある日もあります。
リウマチは日によって症状に差があるので、そういった時には無理をせずに過ごすことも重要です。また、時間帯によっても症状には違いがあります。
基本的には朝が一番症状が強くでます。起きてからしばらくは、動かしにくいことがありますが、その後少しずつ動かしやすくなっていきます。